Profile
三次元イラストレーター
百貨店宣伝課デザイン室を経て現在に至る。
実寸30ミリのメカノムシから8メートルの龍。
また媒体もコマーシャルからエディトリアル、
そしてディスプレーまで多岐に渡る。
●TVチャンピオン立体イラストレーター選手権「チャンピオン」
●USA三次元イラストレーターズショー「最優秀賞」「金・銀・銅賞」
●第1回モスクワ国際ポスタートリエンナーレ「1位」
●ポーランドクラコフ国際プリントトリエンナーレ「奨励賞」
●(財)名古屋市文化振興事業団「芸術創造賞」
Comment
「ゴミのおかげ」
ボクは物が風化していく過程が好きだ。
雨ざらしになった自転車やら歩道橋の欄干などに浮き出た
サビの美しさに、思わず見とれてしまうのである。
たぶん、人為を排した風化と腐食の造形美が、
強くボクの心を引き付けるのだろう。
ゴミ(廃材)を造形素材として選んだのは、
主にそんな理由からだ。
しかし、かつてテレビであった物や、
コンピュータと呼ばれた物などに、
造形物としてまったく別の命を吹き込むことで、
逆に廃材から、クリエイター(造物主)としての喜びを
与えられているような気がする。
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